当事務所の解決事例・実績

相続人が13名と大人数、親戚関係がほとんどない人もいた事例<遺産分割協議、相続登記全部おまかせコース> 

亡くなられて方には子供がおらず、夫にも先立たれたため、相続人が兄弟姉妹や甥姪になり、住まいも遠方で、行方不明者もいたため、凍結した預金の解除や不動産の処分のために、まず何からどうすればいいかわからないという相続人からのご依頼でした。
当事務所では、まず相続財産評価に基づき相続財産評価を算定し財産目録を作成、ご依頼の相続人名にて他の相続人全員に相続分と手続きへ協力依頼を送付しました。
行方不明者については、他の相続人のうち関係から近い方の協力が得られ地元の裁判所へ失踪宣告の申立を行い無事受理され、不動産については空家であり誰も相続する意思がなかったため、売却して分配することで全員異議なくまとまったため、最終的にはご依頼の相続人を代表者として不動産と預貯金を換価換金し相続分にて分配する換価分割による遺産分割協議書案を作成し、調印、登記、財産処分まで無事にまとめることができました。

相続財産が経営する会社の事務所兼賃貸住宅<遺産分割協議、相続登記全部おまかせコース> 

経営する会社の創業者がなくなり、相続人が奥様と長女、二女、そして事業を承継する長男の4名。
相続財産としては会社の事務所兼賃貸住宅の建物とその敷地でがメインで、評価額から相続税の申告が必要な状況。
奥様と長男は会社を承継している長男が相続するという考えで一致しているものの、長女と二女がどうすれば納得するか不安をもっていました。
長女二女ともに、長男が会社を承継し継続することの重要性を理解しており、互いに妥協点を検討した結果、相続財産の現金を長女二女が均等に取得することで話がまとまり、最終的に遺産分割協議書を作成、登記、及び相続税申告(税理士による)まで期限内にまとめることができました。

父母が立て続けに亡くなり、相続人が兄と妹の2名。二人とも仕事や子育てで時間が取れない<遺産承継整理、遺産ぜんぶ承継整理サービス>

父はくも膜下出血による後遺症で全身不随の状態のため後見人がおり、母にも最近保佐人として弁護士が付き、それぞれ財産管理をしていたのですが、父が肺炎で亡くなり、父の遺産について後見人ふくめ相続人間で話し合いしている間に母が亡くなってしまい、保佐人の弁護士も業務終了してしまったため、兄と妹の私で相続手続きをどうすればいいかわからず、しかも兄は仕事が忙しく、私も仕事と子育てで時間がとれないため、当事務所に依頼があった事例です。
相続財産を調査した結果、不動産はマンション含め4物件、現預金は銀行多数で高額、株式、保険なども多々あり、当事務所の遺産ぜんぶ承継整理サービスにて対応しました。
まず、父と母では母の遺産の方が高額であったことから、先に発生した父の相続については、母は相続せず兄と妹でほぼ均等に相続する遺産分割協議をまとめました。
父の遺産について登記及び預貯金の相続手続きを行う間に、母の遺産についてもほぼ均等になるよう預貯金と株式などの有価証券、不動産の遺産分割協議書を作成し、相続人の手を煩わせることなくすべての財産を引き継ぐことができました。

大阪の金融機関から見知らぬ方の相続人ということで高額の請求が来た事例<相続放棄サービス>

80代の女性からの相談で、大阪の信用保証協会の代理人弁護士から、3年前に発生した知らない方の相続で、私が相続人だから1億6000万円を支払ってほしいという郵便が届きました。
最初は、高齢者を狙った詐欺の手紙だと思っていたが、その後何度も郵便が届いたので、娘に話したところ、専門家に相談したほうがいいということで当事務所に相談に来られました。
弁護士からの手紙を拝見したところ、外観、文面、内容から、どうも他の相続人が全員相続放棄して相談者にたどり着いたものと推察でき、さりげなく相続放棄手続きを勧める内容に読み取れたため、これは詐欺ではなく本物の通知文であり、いますぐ相続放棄の手続きに着手したほうがいいと判断、依頼を受けることになりました。
戸籍を調査した結果、被相続人は依頼者の祖母の再婚相手とともに養子縁組した子で、依頼者も祖母のことは全く認識していなかったため、大阪家庭裁判所に陳述書を提出することで、相続発生後3年経過の相続放棄でしたが、無事受理され、依頼者は債務を免れることができました。

この他、様々な多数の実績がございます。